このサイトで使っているWordPressプラグイン

カテゴリー:WordPress, このサイトについて, ウェブ 投稿日:

ここ2・3年というもの、ウェブログ・システムをCMSとして、サイトを構築するケースが随分目立ってきました。中でもsix Apart社Movable Typeは、ブラグイン・テンプレート・情報ソースも多く出回っていて、これを使って出来ないサイトなんて無いんじゃないかと思うほど"業界標準"的なツールになりつつあります。実際、僕もよく使っています。

ライセンス料もたいしたことありませんし、小規模なサイト製作案件では、もはや使わない理由を考える方が難しいMovable Type。でも、最近なんだか面白くありません。きっと、イチ営利企業が販売するシステムに、依存しきってしまう自分がイヤなんだと思います。

そこで当サイトの構築にあたっては、オープンソースのウェブログ・システム、WordPress(ME)を使ってみました。国内でのシェアはイマイチ低いものの、世界的にはシェアNO.1と言われるだけの実績がありますし、なにより初歩的なPHPスキルだけでかなり自由なカスタマイズが出来るということなので。同じくオープンソースで有名なNucleus CMSを友人が見事に使いこなしているので、別のものを試してみたかったというのもあります。

で、試してみた結果としては…通常のサイトを作るならMovable Typeの方が、きっと断然楽でしょうね。やはりというか、日本語で出回っている情報が桁違い。まあ、エキスパートな方々のサイトを見る限り、出来ないことは何も無いようなので、もう何サイトかはWordPressでお勉強してみようと思います。


さてさて、前置きがかなり長くなりました。以下に当サイト公開時点で使用しているWordPressのプラグインを紹介しておこうと思います。WordPressはテーマ(テンプレート)がHTML+PHPで書かれており、テーマのカスタマイズだけでもかなりの機能を付与出来るのですが、以下のことはプラグインに頼るのが自然だと思いサクッとインストールしてみました。どれも定番のものばかりなので、これから初めてWordPressを試す方はどうぞご参考下さい。この他にも、いろいろ試していく予定ですので、折を見てまた報告します。

Ultimate Tag Warrior
WordPress(以下WP)にタグクラウド機能を付ける定番プラグインです。もっとも、当サイトの作成当初はあんまり入れるつもりがなく、実際のタグクラウドは後述のCategory Cloudを使って組んでいます。専ら、次に挙げるUTW mod Related Postの為に入れています。MMRT daily lifeのMasayanさんが、日本語化したものを公開していますのでご利用の際は日本語版を。
ちなみにこのプラグイン、WP2.3からは標準装備のようで。このエントリーを上げた時点でもう2.21まで来ていますので、Category Cloudを使ったのはちょっと失敗したかなぁとか思っています。まあ、気が向いたらそのうち直します。
UTW mod Related Post
Ultimate Tag Warriorでタグ化された情報を元に、見ている記事の関連記事を表示してくれるプラグインです。AONIA.COMさんが作成・公開しているもので、他にも似たようなプラグインはあるものの、最初から日本語環境で作られたプラグインならではの安心感があります。
Category Cloud
WPでは一つの記事を複数のカテゴリに紐付けできますが、それをタグの代わりに使って、タグクラウド状に見せてしまおうというプラグインです。今考えると、テーマのカスタマイズでもほぼ同じようなことが出来そうなのですが、管理画面で文字サイズやらカラーやら記事数やら非表示項目やらの設定も出来るので、まあこれはこれでアリかなと。ただ、先々を考えるなら先述のUltimate Tag Warriorを使う方が良さそうですね。
Popularity Contest
サイト内の「人気の記事」を表示してくれるプラグインです。アクセス数、コメント数、トラックバック数などからスコアリングを任意に調整できるのが魅力。管理画面では詳しい統計も見れます。これもまたMMRT daily lifeさんで日本語版が公開されています。バグフィックスもしているとのことなので、ご利用の際は日本語版を。
Multibyte Excerpt
ブログでは、トップページとかカテゴリページで記事の一覧を並べるとき、その記事の先頭部分を"概要"として見せる形が一般的です。そんな機能がWordPressにもあるのですが、文字ではなくワード単位で行うため、分かち書きの無い日本語文章ではあまり上手くいきません。Multibyte Excerptは、こうした概要表示を、ワード単位ではなく文字単位で指定できるプラグイン。Tech de GOのJunonさんが公開しています。
Google Sitemap Generator 3 Beta
ロボット型検索エンジンのクロールを助けるサイトマップファイルを自動生成するプラグインです。Googleと名前に付いていますが、検索各社に対応しているとこのこと。 SEOとか考えるなら入れておいた方が良いでしょう。
※8/14注:最新バージョンのver.3.08bは、WP2.21にアップグレードした途端、上記プラグインのいずれかとバッティングするのか上手く動作しなくなりました。僕の環境では、ver.2.71に落としてうまく行きました。→やっぱりいろいろ干渉してしまうので、応急的に、sitemapファイルを作りたいときだけ有効にしています。きちんと対策できたらまた報告します。
WP-ContactForm
メールフォームを簡単に設置できるプラグインです。メールフォームぐらい自分で作っても良いんでしょうが、WordPress用のものがあるならそれを使うに越したことはありません。もっとも、はき出すソースがちょっと微妙なので、ある程度の修正は必要です。本家はこちらなのですが、日本語環境では上手くいかないようなので、表題のリンクは十六夜.jpのotsukareさんが日本語化したバージョンの配布サイトに向けておきます。


スポンサード リンク