「フォトンベルト」なるものについて

Category : 評論  Date : 2008-05-07

本日発売の某人気少年漫画雑誌に掲載されている作品によると、2012年12月22日「フォトンベルト」なる光子の帯に地球が突入して地磁気が減少。地上に届く宇宙線やらが増大して体内細菌が異変を起こし、それを切っ掛けに人類は滅亡してしまうらしいです。

オカルト系の作品なので何でもアリなのですが…。
地球は強烈な太陽光を常時受けていますし…。
地磁気に影響を与える程の光なんて尋常な強さではない筈だし…。
そもそも、光子が帯を作って漂うなんてことは…。

「この物語は事実をもとにしたフィクションです」としている割には考証がお粗末。
いちおう、出所が何なのか気になったので検索。

フォトン・ベルト(Photon Belt)とは、銀河系にあるとされている高エネルギーフォトン(光子)のドーナッツ状の帯。一部の疑似科学信仰者やオカルティストが存在と影響を主張するが、科学的根拠は皆無であり、フォトンベルト実在の証拠として上げられたデータや写真も捏造又は誤りが明らかである。
(Wikipedia)

あーやっぱり。「フォトンベルト」以外の「証拠」の中には確かな情報もあるのですが、出鱈目な情報が混ざっている以上「この物語はフィクションです」とすべきですね。

まあ、いい歳をして、少年誌を毎週楽しみに早買いしている僕が言うのもちょっとイタい話ですけど。一年に百数十万部も売っている雑誌なんだから、もうちょっと緻密にやって欲しい。

ひとまず、このネタでの人類滅亡の危険性は皆無と言えますので、何かの不安からこのページに来てしまった人はどうぞ安心してください。



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