セロー225にIRC-TR011ツーリストを装着後、1000キロ走ってみての感想

カテゴリー:セロー, バイクと車, 商品レビュー 投稿日:

セロー定番のタイヤと言えばIRC-TR011ツーリスト。もともとはTY-Zの標準タイヤとして開発されたとかで、公道~ガレ場までステージを問わず使えるスーパータイヤです。僕も今年の1月に装着して以来、そのハイパフォーマンスぶりにメロメロになっています。

トライアルタイヤである以上、オフロードでの吸い付くようなグリップ力は当然として、オンロードでの安定感もイボ付きタイヤとは思えないほど。ブロックの密度が高く、コンパウンドが柔らかいので、オン向けタイヤのD604より路面に食い付く感じさえします。あんまり寝かすと駄目ですけど。

タイヤの外径が大きくなるおかげか、横風を受けたときの安定感もGood。

しかも摩耗が意外と少ない。ほとんど公道ばかり1000キロ走ってみたところで、フロント9分山、リヤ8分山といった感じ。5000キロ走れるというウワサは嘘ではありません。

高速コーナリング時にイヤなよれかたをするとか、オンオフ問わずグリップの限界がつかみにくいとかの問題もあるのですが、僕は次回もこのタイヤを選ぶと思いますし、次にオフ車を買ったときにもきっと入れてしまうと思います。

何しろ、ネット通販なら送料込み・前後15000円ぐらいで買えてしまうので。


さて、セロー225にこのタイヤを入れる上での諸注意について。いろんな方がサイトで公開している訳ですが、折角なので僕もまとめておきます。

  • ガレ場では0.5キロぐらいまで空気圧を落とすので、フロント・リヤ(リヤチューブ仕様の場合)共にビートストッパーを入れる。とくにリヤはチューブレスタイヤなので、ビートストッパー2個がけじゃないと危険。
  • タイヤの外径が大きくなる関係で、フロントのスプロケを15→13丁(見つかれば12丁)にするかチェーンを120→122コマにしないとリヤがスイングアームに当たるということなので、僕はチェーンを張り替えました。ちなみに、ノーマルのギア比だと、出足はちょっとダルくなります。チェーンを伸ばす場合、レバー比の関係でリヤサスもちょっと柔らかくなる感じ。
  • ブロックの横方向の張り出しが無いせいか、ダートで寝かすといきなりすっぽ抜けることがあります。特にフロントで顕著なので、オフ走行が多い人は、フロントだけD603を入れるのが定番みたい。

以上、何かのご参考に。まあ、いかにもオフ車っぽく格好良くなりますので、僕みたいな街中メインのライダーでも、入れて後悔することは無いんじゃないかと思います。



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