今回TW200のヘッドライトLED化をするにあたり、楽天のオススメに出てきた激安デジタルマルチテスターを購入してみました。
実は僕、テスターの類はバッテリーチェッカーと検電テスターしか持っておりませんで。マルチテスターも普及機なら別に高いものではない訳ですが、必要なときは自動車メカニックの友達のところに行けば済んでしまうこともありまして、これまで自分で買う機会に恵まれなかったのです。
今回のLED化作業では、電圧・電流のチェックをこまめにしたいところなので、大げさですが今度こそマルチテスターを買う好機かなと。
で、購入したのがこちらの商品。なんと送料・税込み680円也。
まあ、2,000円も出せば計測機器メーカーのアナログテスターが手に入る訳ですが、安く済むならそれにこしたことはありません。
レビューを見ると不良品も結構混ざっているようなので、ハズレを引いて「安物買いの銭失い」をしそうな不安もありますが・・・レビュー全体を見る限りかなり期待できそうなので、あまり細かいことを考えずにさっさと注文してしまいます。
嬉しいことに2日後には到着。評価が高いショップというのは、やはり対応が良いものです。
外箱は完全に日本語のパッケージ。それだけで安心感が倍増するので不思議なもの。
本体はスカスカに軽くおもちゃを思わせる質感。テストリードも簡単にちぎれそうな柔らかい材質のビニール線。ちょっと不安になりますが、ダイヤルの動きはしっかりしていて悪くありません。説明書の内容も丁寧で分かりやすい。
期待半分、不安半分で、家の中にあるいろんな電源の電圧をチェック。新品の単三乾電池が1.57v、AC100vのコンセントが101.8v、USBコネクタが4.9vといずれも正常値。電球の類の電流値や、抵抗の値などを測ってみても、大体定格どおり。めちゃくちゃな数値が出ることも覚悟していたのですが、不良品には当たらずに済んだようです。
念のため、先述のメカニックの友人宅に遊びに行ったついでに、1万円くらいのデジタルテスターといろいろ比較してみました。違いは大きくとも1%といったところ。プロの仕事や精密な電子工作には向かないかもしれませんが、素人がバイクやクルマを整備するのに使う分には全く問題なさそうです。
日常生活で使うであろう大体のレンジはカバーしている上、ダイオードやトランジスタのテストまで出来るみたいですので、僕には十分すぎるくらい。実に良い買い物ができました!
・・・と喜んだのもつかの間、電源の端子からテストリードを引き抜いたところ、先端の針の部分がすっぽり抜けてしまいまして。。。
仕方なく瞬間接着剤でとめておきましたが・・・その後再発していないので、一応はこれで大丈夫かな?
やはり激安商品なだけに、ある程度の「安かろう悪かろう」は仕方がないですね。計器メーカーのテストリードなどはそれだけで700円以上するみたいですし。まあ、今後も壊れないことを祈る限りです。
というわけで、ちゃんとしたマルチテスターが必要な方にはしかるべきものを買うことをオススメしますが、バッテリーテスターや検電テスター代わりに何か一台持っておきたいという人には、試しに買ってみても良い商品ではないかなと思いました。故障の不安があるにせよ、この安さはやはり魅力的です。
以上、何かにご参考下さいませ。