つい最近、ハードディスク内の古いデータをお掃除していたところ、高校2年生の時(1989-1990年)に書いたSFショートショートのテキストデータを発見しました。
当時編集を担当することになった生徒会機関誌に、どうしても余ったページが発生してしまい、それを埋めるために趣味がてら書いたものです。
大昔のワープロのMS-DOS互換エクスポートファイルなので、化けている文字もちょいちょいありましたが、よくもまあ26年も前のデータを残しておいたものだと我ながら感心。
当時は自分の文章の拙さが恥ずかしくペンネームで掲載したのですが・・・まあ確かに拙い文章ですけど、当ブログにアップするくらいなら別に良さそう。文字校正がてら最小限の編集だけして載せてみました。
盗用する人もいないでしょうが、念のため魚拓取得済み。
http://megalodon.jp/2014-0409-1707-26/www.kenjiroumatsushita.com/archives/1899.html
また、高校・大学と写真部に所属していた頃のネガフィルムを、2年ほど前にSDカード式の簡易フィルムスキャナで取り込むだけ取り込んで、整理もせずに放置していたことも思い出しまして。
枚数が多すぎて、今後も未整理状態のままハードディスクの肥やしとなりそうな予感濃厚ですが、せっかくなので一番思い入れの深い作品だけWeb用に調整し、当ブログにアップしてみました。
小説も写真も多感な高校時代から20代序盤まで続いた趣味でして、日がな小説のプロットを練り友人達と文壇気取りで作品談義などをしてみたり、アマチュア写真家気取りで一眼レフカメラを常時持ち歩いたりみたり、いつも小説と写真のことばかり考えていたように記憶しています。その甲斐あってか、今冷静に見ると両作品とも、完成度云々はともかくとして当時の自分を大変よく表現できていると思います。
まあ結局プロを目指すこともなく、たいした作品をつくることも出来ないまま、やがて二輪の免許(中免)を取ると僕の興味本位やら好奇心やらは全部バイクに持って行かれてしまうのですが、計算してみるとそれから20年、なんと僕の人生の半分もの期間、小説も写真作品も全く書いてこなかった・撮ってこなかったことに気づきまして。
なんだかちょっとやらかしてしまった気分。
幸いオッサン化が進んだおかげか、多少の恥を恥とは思わなくなってきましたし、個人がブログにアップするだけで何千・何万の人に自分の作品を見てもらえる良い時代でもありますので、小説にしろ写真にしろ、何かしら「表現」することをもう一度始めてみようと決意した、Webフリーランスとして起業12年目の年度初めなのであります。