VMAX(1200)定番の「秋月バッテリー」を装着して約2年。タフということで評判の良いバッテリーですが、秋頃からパワー不足を感じるようになってきました。
補充電をした直後は良いのですが、半月も経つとVブーストの予備作動音&セルがだいぶ弱くなってきますし、水温が上がってからの再スタート時には1度でセルを回しきれないことも良くあります。
そうなるとセルモーターの劣化が一番疑わしいのですが・・・とりあえず充電系に問題は無いようなので、バッテリーも弱わっていることは確かです。
まあ、寒い時期にバッテリーを交換するのも勿体ない話なので、春までは補充電を頻繁に行うことで乗り切るつもりでした。
が、しかし・・・
ということで、今回の本題へ。
先日、友人宅の農家を手伝いに行ったとき、ついでにバッテリーの補充電もしておこうということで、車載状態のまま充電器に接続。充電完了と共に止まるタイプの充電器なので、安心してそのまま農作業に出かけました。
5時間ほど経って帰ってきたら・・・バッテリーから「ピー」とか「ピュー」とかいう異常な音。端子を触ると火傷しそうなくらい熱くなっており、明らかに過充電状態。理由は分かりませんが、充電完了モードにうまく切り替わらなかったようです。
とはいえ、上から見る限りケースに異常はなく、電圧も正常。バッテリーが冷えた後にエンジンをかけてみると、狂ったようにセルはパワフル。替わりのバッテリーもないのでとりあえずその日はそのまま帰宅しました。
バッテリーは翌日も問題なく「ああ良かった」と胸をなで下ろしたのですが、その翌日にはウンともスンとも言わなくなりました。残念ですが当然といえば当然。仕方がありません。
交換のため、バッテリーを車体から引きずり出してみると・・・ああ、なんということだろう!
ケース内の見えない部分はパンパン・ぐにゃぐにゃ。見てはいけないものが出てきました。軽くトラウマになりそう。
元々UPS用である秋月バッテリーは、横倒しにしても使えるなど通常のMFバッテリーより密閉性に優れているそうなので、内圧も高くなりやすいのかもしれませんが・・・何にせよ過充電が大変危険だということが一目で分かるものと思います。皆さんも十分お気を付け下さい。やはり、ならぬものはならぬのです。
とにかく爆発しなくて本当に良かった。
ちなみにVMAXには、これまた定番であるXJR1300用のバッテリーを装着。今回はユアサや古河の次に評判が良い台湾ユアサのYT14B-BSを入れてみたのですが、やはりセルの回りは芳しくなく。
スターターリレーの手前で、バッテリー直につないで回しても渋いときがあるので、そろそろセルモーターのブラシ交換をする時期に来たようです。